ひまつぶし日記

主に読書まわりのことを書いて暇を潰す日記です。

猪が皇子を食べるときの音は、がつがつ

久しぶりの古事記音読。

朝鮮征伐読み終えました。新羅の王様があまりにへりくだってて、えっ?ってなったの私だけかな…。「平蜘蛛のようになっておちかいをいたしました」って。なんかかわいそう。何もしてないのにねえ。しかも百済は新羅のついでに領地にされてるという。ついでっすか。

オオトモノミコトの名前の由来も、えっ?って感じでした。左の肘に肉が盛り上がってた…?怖すぎるけど!「お盛肉がお腕に盛りあがっておりました」という表現がなかなかウケる。お盛肉…。

一番えっ?ってなったのはカゴサカノオウジ(兄)とオシクマノオウジ(弟)のエピソードです。進軍にあたり、猟をしてその獲物で幸先を占うことにする→カゴサカノオウジが木にのぼって猟の様子を伺っていた→でかい猪が現れ、カゴサカノオウジがのぼっている木を掘り返して倒してしまう→いきなりカゴサカノオウジは猪に喰われて死んでしまう→それを何とも思わずオシクマノオウジは進軍する→善戦するも最後の最後で騙されて負ける→危ないところを船に乗り水上に逃げるがどうにもならず入水→最期に歌を詠みつつ溺死。

かわいそう…。突っ込み所色々あるけどかわいそうだよこの兄弟。兄貴喰われてんのに進軍すんなよ弟!何なの?占う気ゼロなの?

今日の時点で6割読み終えたようです。読めるときに集中して読みたいと思います。想像力を働かせながら。スクナヒコナが踊りながら酒作ってるとこ見たい。